現代の日本では、いろいろなお茶を楽しむことができます。ペットボトルのお茶なども、かなり多くの種類が販売されています。そして、季節限定品や新製品なども、次々と出ています。ペットボトルのお茶では、最近は、機能性も兼ね備えたお茶というのも、幾つか見かけることができます。
食物繊維入りのお茶などは、手軽な価格で買えます。それ以外の機能性のあるお茶は、少々高めの価格で棚に並んでいるイメージがあります。そんなお茶の中でも、今回、注目したいのは、サントリーの「黒烏龍茶」です。「中性脂肪に告ぐ」のCMでも有名な黒烏龍茶ですが、烏龍茶は、もともと、中国でも日本でも、健康に良いお茶として親しまれてきたお茶です。その烏龍茶の健康への力が、科学的に証明されたのが、サントリーの黒烏龍茶だそうです。これは、特定保健用食品でもあります。
黒烏龍茶に含まれている烏龍茶重合ポリフェノールという成分は、食事と一緒に摂ると、食事の脂肪吸収を抑制して、食後の中性脂肪上昇も抑制する働きをすると言われています。
特定保健用食品とは、科学的に、健康の維持や促進に役立つことが認められている厚生労働省が認めた食品です。その黒烏龍茶ですが、なぜ「黒」とつくのかというと、烏龍茶は、茶葉の半発酵の過程で、烏龍茶特有の成分を作ると言われています。それは、烏龍茶の色や味を作る大事な成分です。この中で、特に、脂肪の吸収抑制の効果が高い成分を、烏龍茶重合ポリフェノールと言います。この色の濃い成分を多く含む黒烏龍茶は、通常の烏龍茶より黒い色が濃いことからとされています。
後味のすっきりした、苦味、渋みが少なく、さっぱり深みもある味わいの烏龍茶です。ですから、どんな食事にもピッタリな飲み物です。食事の際の摂取目安量は、1食につき350mlとされています。小さめのペットボトル1本を飲めば良いということになります。このように、古くから健康に良いとされているのがお茶です。きちんと食生活の改善もした上で取り入れると、中性脂肪減少にも、より効果的なのではないかと思います。
脂肪ときくと嫌われがちなイメージがありますよね。それは、ダイエットの敵であったり、病気のもとだというイメージがあるからでしょうか。しかし、脂肪は人間の身体にとって、大切なエネルギー源になります。また、内臓を衝撃から守ってくれて体温を保持するという働きももっています。脂肪は、人間の身体にとって必要不可欠なものなのです。それでは中性脂肪についてご紹介したいと思います。
脂肪組織の中に最も多くある成分が、中性脂肪です。中性脂肪は、糖質の2倍を越えるエネルギーを持っています。身体は、非常時にそなえて、この脂肪を貯めこむ癖を持っており、これは、昔の食糧難の時代の身体の仕組みなのです。しかし、現代の日本では、この仕組みに反して中性脂肪を溜め込み過ぎないようにすることが大切になってきています。ところで中性脂肪と体脂肪、コレステロールにはどのような違いがあるのか。
身体についている脂肪組織の総称が「体脂肪」で、体脂肪のもとが「中性脂肪」です。「コレステロール」とは、中性脂肪と同じ脂質のひとつですが、中性脂肪もコレステロールも、身体にとって重要な役割をしています。その反面、貯め込み過ぎればどちらも動脈硬化などの原因になってしまいます。中性脂肪とは、食事で取る場合に吸収されないで残った分が蓄積される以外にも体内でも作られています。